仁張工作所は今年創立60周年を迎えます。
60年前の昭和39年10月1日、東海道新幹線が開通した記念すべき日に産声をあげた仁張工作所。創業者である父親仁張清之介が長屋を改修した工場で3人で始めました。
私が入社した1999年から25年の歳月が流れた今強く感じるのは、インターネットを通じてのホームページの公開が大きな変化点だった、ということです。入社当初は100%下請けの町工場として大阪を中心とした近隣府県のお客様からのお仕事が100%でした。
2000年以降、創業当時からの強みである“自社設計・一貫生産体制”を打ち出したオリジナル商品をひとつづつ、少しづつ創出し、小さいながらもブランド化していくことができたことが、良かったのではないかと感じています。
『中小企業にとってこそブランディングが大切である』…最近つくづくそう思います。
仁張工作所のオリジナル製品は、多方面に渡る業界のお客様から、過去からのオーダーメイドのご依頼の中から、共通項の多いものをシリーズ化した製品群です。“自分たちらしさ”…をスチール家具のカタチとして表現してきたものたちです。設計から加工、設置まで、これまでのノウハウを知的財産として保有し、コツコツと積み上げてきました。時世に合わせて改良改善や新規拡充を図りながらも、使い勝手の良さや見映えの美しさを、これからも“自分たちらしく”表現していきたい、と思っています。
お客様のご要望と自社でできることの交わりから生まれた新規開発商品です。
アフターコロナの社会生活における次世代型オリジナルロッカーとして期待をよせています。
ICカードタイプはすでにたくさんの納入実績を有しています。
QRコードによる受け渡しロッカーは、まだまだこれからですが、お問い合わせや引き合いも増えてきていて楽しみな商品です。
関東圏など遠方のお客様からのご相談も多く、ZOOMやTEAMSといったWEB商談も随時行っていますので、お気軽にご相談ください。
現地調査・製品仕様(図面化)・レイアウト計画・搬入設置まではじめから最後までお任せいただく『スポーツロッカー』は仁張工作所のヒット商品です。“チームの士気をあげる”をモットーに、自社へのインナーブランディングにもつながる商品で、有名チームからのご依頼も多く、社員のみんなも熱をもってものづくりや現地設置に取り組んでいます。“いいものを届ける”べく、デザイン・カラー・装飾など、細部に至るまでカスタマイズをお請けさせて頂きます。
シンプルながらも販売期間・台数ともに長く続いているのが、『貴重品ロッカーN-forme(エヌ・フォルム)シリーズ』です。2002年に商品化して、20年間以上オリジナル商品として販売させていただいています。店舗展開の度にご依頼を頂くフランチャイズのエンドユーザー様や販売代理店様。ニッチ分野の商品ながらもコアなファンとなってくださっているお客様たちがいます。より使いやすいように、サイズや仕様をカスタマイズした上で、生産拠点ごとにご依頼頂く工場資材のお客様など、長くお付き合い頂いているお客様が数多くいらっしゃることが特長、ありがたいことです。
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