今年の春にリリースした次世代型スマートロッカーともいえる『ICカードで開閉できるタッチレスロッカー、N-forme+(エヌフォルムプラス)』。最近になって、少しづつ世の中に知られるようになって、ご相談もいただけるようになってきました。独占が極めて困難な近年のビジネス社会において、価値を認めていただき、選んでいただくよう優位性を発揮するためには、どのように取り組んでいけばよいか…私たちは以下のように考えます。
ソフトウェアの会社ではない当社において、そこで抜きんでることは難しいかもしれません。しかし、その部分で“引けを取らない”ことはできると考えます。ソフトウェアの部分で協力していただけるパートナー企業様とコミュニケーションを密にして、先を見据えた開発への取り組みで、前進したいと考えます。
現段階では、“ICカードによるロッカー単体制御(スタンドアローン)”をベースとしていますが、複数のお客様のこえに耳を傾けている中で、求められる機能は多く、少しづつ“継ぎ足し、継ぎ足し”で増やしていきたいと思っています。一例として、今年中に、スマホに送られたQRコードを読み取ることで、“受け渡し”機能を可能にするバージョンアップを図ります。すでに世の中にはたくさん存在していて、真新しいものではありませんが、“引けを取らない”取り組みにはなると思います。
“見た目が大切である。”と考えます。高価なものなので。自社設計、塗装も含めた自社生産だからこそできる、“かっこいい”や“かわいらしい”。…見た目を追求することが大切である、と考えます。
1マスのサイズ・マス数・カラー…その他細かいご要望に応じたロッカー本体のオーダーメイド設計は、当社にとってはハードルが低く、他社を差別化できる利点がある、と思います。ロッカー製作に半世紀以上費やしてきた設計ノウハウ、加工ノウハウは、確かな製品としてお届けすることができる自信を持っています。例えば、スマホやキーなどのとても小さな収納物に特化した多数マスのロッカーにおいては、折り曲げの精度や、縦横に走るマス仕切り板の溶接加工のノウハウが凝縮されています。塗装においては、ガンと呼ばれるノズルが、マスの内部まで塗料を均一に塗りこむ技術が求められます。アッセンブリー(仕上げ)工程においては、扉の開閉時の“しっくり感”を出すことなど、製造各工程における確かなリレーションシップが求められます。“当社においては容易に対応できるそれらのこと”は、他社に対する優位性を発揮し、差別化できる特長であると考えます。
これまでの当社では、板金部分のカスタマイズには対応してきましたが、これからはご要望の運用にも適応できるソフトウェアのカスタマイズにも取り組んでいきたい、と考えています。様々なお客様からお伺いする内容としては、「開閉履歴が取れて、そのデータを取り出せるようにしてほしい。」「異常時のアラームやトラブルシューティングを高めて欲しい。」「フェイスセキュリティは今後可能性があるの?」「もっとシンプルに、この運用動作は無くしてほしい。」…など。新しい分野でもあり、学びや、考えさせられることが多い、と感じています。できること、できないこと、すぐにできること、時間や費用が掛かること…いろいろな課題が顕在化してきています。一歩ずつ、少しずつではありますが、楽しみながら取り組んでいきたい、そう思っています。
新商品N-forme+(エヌフォルムプラス)については、今年の春からの販売開始になります。まだまだ世の中に知って頂けていない商品ですが、自信を持っておすすめできる、と自負しており、今後販売していただける『販売代理店様の募集』をしています。…現在世の中に多い『スマートロッカー』は、毎月の運営維持費が必要ないわゆるサブスクリプション方式が多いと思います。私たちのN-forme+(エヌフォルムプラス)は、これまでの他のロッカー同様、販売売り切りの商品です。また、この商品についてはWEB上で価格をオープンにしておりません。ご興味をお持ちの方は、是非お気軽にご相談ください。
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