今年も地元地域の小学生(5年生)が勉強にやって来ました。
来てくれたのは、英田北小学校5年生 6人のグループです。英田北小では、社会科「工業生産を支える人々」という学習からの発展として、校区内にある工場施設等の見学及び聞き取り学習を実施されてます。
うちの会社では、「社長、英田北小から今年もお願いしますって電話有りました。」と、社員さんも楽しみにしています。地域にアテにされるってやっぱりうれしいことです。
「今年はどんな子くるかなぁ」とか、「感想文(後日送っていただけるんです)たのしみやな」とか、年中行事の一つになりました。
当日、彼らは予定時間になってもなかなか来ません。少し雨が降ってるし遅れているのかなとか、総務では3階の窓から外を見て、来る前から少しそわそわしてます。
「あっ!来たー あの子らやな、でも学校と反対の方から来てるわ、道迷ったのとちがう?」てな具合です。
最初の説明もそこそこに、「百聞は一見にしかず」で工場案内です。工場内は鉄板があちこちにある上、溶接や大きな機械も動いてますので、まずは安全指導。怪我をされては大変ですので、少し大げさに注意事項を伝えていざ出発です。子供たちの顔も真剣になってきます。小学生にわかるように、どのようにしてスチール家具などが出来るのか順を追って説明し、機械の動きや役割を説明します。どのように鉄板に穴を空けるのか、どうして曲げるのかなどを真近で観ながらですから興味しんしんでした。ハイライトはレーザー加工で『英田北小』とカットする所を見てもらいます。今つくっているのはなんの自動販売機かクイズもしました。
一通り案内が終わると、会議室に戻って質問の時間です。みんな事前に考えてきてくれ、どんどん質問されます。やりがいについて聞かれると色々と話したくなったり、時間はあっという間に過ぎました。
東大阪市は中小企業の町です。こんな取組みも住工混在の町でこそ出来る、地域で子供を育てるすばらしい取組みだと思います。
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