仁張工作所本社工場では現在、2台のタレットパンチプレス・レーザー加工複合機が2台稼動しています。鋼板をレーザー加工する際には、レーザー光で鉄板を切断するところに窒素ガスを噴きつけながら切断面の酸化(焦げ)防止を行ないます。そのために窒素ガスを生成する窒素ガス発生装置を1台目の複合機を設備投資したときに導入しました。しかし、その後複合機をもう1台設備投資し、稼働率が上がってくると、窒素ガスの供給能力が不足しているため、機械が止まってしまうことが多いということが最近わかってきました。より細かく原因を調べてもらい、そのことがはっきりしたので生産能力が倍増する窒素発生装置に設備更新しました。既存の設置場所で配置できるということで新設備の手配をしましたが、最初の導入から10年が経っており、工場奥の設置場所までの搬入経路をどうするかが懸案となりました。10年の間に通路に構築物ができたりしたからです。機械搬入を担当する重量屋さんには下見にきてもらい、最悪の場合は設備を一部分解して運ぶことも考えました。
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