5月19日番組開始時の緊張度はピークでした。8,9台のカメラがいろんなアングルからスタジオの中を撮っています。いつ映っているか、いつ三宅アナウンサーが質問してくるかもわかりません。最初の2時間ぐらいは全神経を集中して話の流れについていくのに必死でした。出た以上は発言しないといけないし、発言したい話題がいつ来るのか、当ててもらえるのか、とにかく一回話すまでは、人生これほど集中して聴いたことがあっただろうかという状態でした。
私は何とか2回発言できました。1回目は始まって59分頃。日本の全事業所数の内、中小企業の占める割合が9割以上、そこで働く人の割合は全労働者の8割になる事実を踏まえたら、国内で頑張るそれらの中小企業に対して国の財源予算はあまりにも少なすぎるのではないかという主旨の発言をしました。2回目は2時間ぐらい経ったところで、「集約化」の是非について議論しているときに、東大阪市の住工共存の為には東大阪市の地域内での集約化は必要でないかという意見を述べました。
今回の討論を終えて、私には二つの気づきがありました。一つは大学の先生がおっしゃった「私たちが決定責任を果たしてない(果たさない)ことをしても、結果責任はみんなにかかってくる」という主旨の意見です。国や地方行政のやることに関心を持たないまま文句ばかりを言っても意味がありません。私たちもそれぞれの立場で、智恵をだし、創意工夫して“参加”していかなければいけないのです。
もう一つは、いくつかの地方での成功例のリポートを観て、活路を開くためには、ぶつかった課題に対して、それを乗り越えるだけの努力をしている。と言うことです。普通だったらここであきらめるレベルの問題に対して乗り越えるだけの努力です。それができたときに初めて活路が開けるのだということです。
この“あと少しの本気、やる気”を発揮するか否かが成功の分かれ道だと感じました。
番組が終わったあと、ほとんどの“市民”の方が控え室から携帯電話をかけたり、メールを確認してるのが印象的でした。ほんと貴重な体験をさせていただきました。
写真はそのとき胸につけていた名札です。記念に頂いて帰りました。(笑)
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