昭和39年に創業した仁張工作所は10月1日に58回目の創立記念日を迎えました。
折りしも、この日の朝、創業者の妻であり、現会長と私の母である仁張康子が逝去いたしました。
91歳でした。
写真は、8年前の10月、創立50周年の記念パーティ、まだ父も母も元気でいてくれた時の様子です。
母が亡くなった翌日の日曜日に、創業当時の5人の社員さん達が、母の自宅に集まってくれました。
創業間もない頃、自宅に寝泊まりし、母の自慢の手料理を一緒に食べながら、一心不乱に働いた当時の思い出話に華を咲かせておられました。
仁張工作所の屋台骨を築いていただいたことに対して、感謝の気持ちでいっぱいです。
そして翌日の月曜日の朝、100名余りの社員みんなに向けて、会社の現状と今後の方向性についてお話させていただきました。
毎年恒例の永年勤続表彰も9名の方が対象者となり、感謝の意をお伝えしました。
7年前に亡くなった創業社長の仁張清之介は32年間社長をつとめました。
後を継いだ二代目社長の仁張正之は24年間社長をつとめました。
私は三代目社長として未だ2年も経っていません。
私は、過去を学び、人の話を聞きながらも、自分で考えて、つど決断しながら、舵取りをしていきたい、と考えています。
そして、これからも無くならない『板金加工のおしごと』の中で、仁張工作所が“なにでお客さまのお役にたてるのか。必要とされるのか。”をいつも考えながら行動していきたい、と思っています。
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