
仁張工作所は奈良との境目、東大阪東部に位置しています。周りは同様の金属や樹脂関係の町工場やトラック配送拠点などが数多くある地域です。今年に入り、世界は平和を脅かす事態に陥り、将来の不安がますます感じられるようになってきています。そんな中、GW明け以降、仕事の方は、周りの様子を見てみてもかなり静かで、落ち着いているように感じられます。例年、この時期になると私たちの生産活動は少し落ち着きを見せるのですが、今年はそれ以上に静かになっているように感じられます。
中東情勢からくる輸入物資の異常な価格高騰化の中、景気が停滞するいわゆるスタグフレーションの状態は、今後も長く続きそうで、私が思うに、少なくとも今年いっぱいはこのままのような気がしています。そんな中、おかげさまで既存のお客様から一定量の仕事をいただけていること、時間内の仕事量の確保ができていることに感謝しています。そして改めて、会社としてきちんと生産活動・事業活動を進めていくよう取り組んでいくことが大切である、既存のお客様、リピートで頂いているお仕事に支障をきたさないことが、生産工場として大切である、そんなふうに思っています。



4月以降、シンナーや塗料、消耗品や梱包資材など、ものづくりに関わるいろいろな物資が大きく価格高騰をしています。GW明けからは、毎日のように資材業者様から値上げ・価格改定の連絡が届いています。更には、報道でもあるように、一部資材については量の確保自体も危ぶまれる状況に陥っています。そんな状況下において、ものづくりに関わるそれら必要な資材がショートしないようにすることが大切な使命である、と考えます。そのため、やむを得ず、ホームページ等を通じての新規でのお仕事、特にご指定色のロッカー・オーダーメイド什器などのご依頼については、現在ご要望にお応えできないことも発生してきています。『オーダーメイドのものづくり』は、仁張工作所創業当時からのアイデンティティであり、まことに心苦しいのですが、しばらくの間、状況に合わせたギアチェンジをしながら、営業活動を行っていきたい…そんな風に思っています。

この落ち着いた時期に、考え方も少しかえてみて、『メンバーへの教育・訓練』『OJTに基づくスキル向上』『同じ職場内や違う職場での応援やセカンドスキルの習得』などに時間を費やしていくことも大切…そう思っています。できることを増やすことは、個人とチーム両方のレベルアップにつながります。労働負荷の平準化(山くずし)は所得格差の隔たりを小さくしていきます。助け合うことでモラールが育みます。…メンバーひとりひとりが仕事それ自体にやりがいを見出すこと。その先に経営数字は自然と追いついてくる…そんな風に思っています。


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