仁張工作所の“ 環境 ”へのこだわり

私達は、板金加工の事業活動に、環境に影響する項目があることを認識しており、『 環境マネジメントシステム(EMS)』を構築し、
EMSの維持と継続的改善を図ることによって、より地球環境、地域環境にやさしい環境維持改善活動に取り組んでおります。



  1. 仁張工作所
  2. 環境活動
  3. 2016年度レポート

1. ご挨拶

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仁張工作所は、社内で共有するスローガン『品質を良くすることは、環境にもやさしくなる』の下、2004年よりエコアクション21の認証登録を受け、地域であてにされる中小企業として、持続可能な生産活動を目指しております。そして経営環境が変化する中、中長期的な視点にたって、"環境"を考慮した経営を模索しています。創立51年目となる2015年からは、新たな第6次中期計画として、「中堅企業としての責任を認識し、社員みんなが誇りを感じる会社になろう」、「トップダウン・ボトムアップからミドルダウン・ミドルアップへ、全員が当事者意識をもって行動しょう」を大方針として策定しました。

2016年度は、2015年度環境活動レポート「次年度の取組み」に記載したとおり、2016年1月より新工場を稼動し社内生産能力を増強しました。この取組みにより、環境影響がどのように変化したかを分析しました。また前年に比べて生産性が117%に向上することができました。設備更新時に環境にやさしい設備を導入する、IT化を推進したことで環境目的目標値がどのように変わったのかを確認しました。

仁張工作所では、中期計画、年度目標を策定し、月次で環境に関わる諸データを収集し、PDCAサイクルを繰り返しまわし続けることが持続可能な環境経営につながると考え実践しています。ここに、2016年度の環境活動の結果をまとめ報告します。

代表取締役 仁張 正之

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2. 会社概要

2-1. 会社紹介

1964年10月1日、東海道新幹線が開通した記念すべき日に産声を上げた仁張工作所は2014年10月1日に創業50周年の大きな節目を迎えました。創業以来、弊社は主としてスチールやステンレスの薄鋼板を加工して各種保管庫、キャビネット、デスクなどを設計・製作するなど、幅広い用途を持つ箱物板金製品・各種精密板金製品を提供してきました。

現在では多業種・多業界における一次サプライヤーとしての 板金加工部品供給を筆頭にOEM製品やオーダーメイド、オリジナル製品など多様な製品を提供し続けています。

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2-2. エコアクション21の対象範囲
事業社名 株式会社仁張工作所

エコアクション21の対象範囲と所在地

本社及び本社工場 〒578-0921
大阪府東大阪市水走3丁目14番6号
URL:http//www.nimbari.co.jp
仕上棟 〒578-0921
大阪府東大阪市水走3丁目8番28号
東大阪第二工場 〒578-0921
大阪府東大阪市水走3丁目6番10号
三和工場 〒620-1442
京都府福知山市三和町千束814番地
環境活動担当者の連絡先 環境管理責任者 宮本 一郎
連絡先 TEL:072-962-2831  FAX:072-963-4183
E-mail:miyamoto@nimbari.co.jp
事業活動(認証・登録範囲)

精密板金加工製品、別注製スチール家具・什器、箱物板金加工製品の製造

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2-3. 経営理念
経営理念
  • 1. 私たちは板金加工を通じて良い商品を社会に提供し、安全で快適な生活空間を創造します。
  • 2. 私たちはお客様の満足を通じて仕事に誇りを持ち、よりよい生活を実現し、働きがいのある会社づくりに努力します。
  • 3. 私たちは常に新しい板金加工技術について積極的に学び自分たちのものとし、共有化することによって技術レベルの高い信頼される会社を目指します。
行動規範
  • 1. 規律正しく行動し、仕事に対して誠実になろう
  • 2. 決めた事を守り、妥協しないプロ集団になろう

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従業員全員が携帯しています

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3. 環境方針

「品質を良くすることは、環境にもやさしくなる」をポリシーとして、以下の通り環境方針を定めています。

株式会社仁張工作所は、板金加工を通じて顧客に提供する全ての事業活動において、環境に影響する項目があることを認識し、エコアクション21ガイドライン2009年版に基づいた『環境マネジメントシステム(EMS)』を構築し、EMSの維持と継続的改善を図り、顧客や地域から信頼される経営理念追求型企業として、より地球環境、地域環境にやさしい環境維持改善活動を展開します。

この環境方針は社外に公開します。

2003年10月1日 新規
2005年2月21日 改1
2007年4月21日 改2
2010年3月21日 改3

株式会社仁張工作所
代表取締役 仁張 正之

環境方針詳細
  1. 現在及び将来の事業活動において環境影響を捉え、事業活動に見合った環境目標を定め、 継続的な改善と環境の維持改善に努めます。
  2. 適用される法的及び当社が同意するその他の要求事項を遵守します。
  3. 設定した環境目標達成に向けて、EMSの運用状況を把握し、経営者による全体の評価と定期的な見直しを行い、継続的改善に取り組みます。
  4. 環境負荷を低減するため、省資源、省エネルギー、廃棄物の削減、環境負荷の低減に努め、作業の効率化を推進します。
  5. 環境マネジメントシステムで必要な事項は、文書化し、実行し維持する。
  6. 環境にやさしい製品開発をすすめ、グリーン調達適合製品を送りだす(改2)と共に当社で使用する物品は、出来る限り、グリーン調達適合品を調達する。(改3)
  7. 組織で働く全ての人が環境方針を共有し、EA21EMSの要求事項に沿った活動を推進します。

環境方針は全従業員が携帯しています。

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4. EA21推進組織

(2016年12月20日現在)

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5. 環境目的・目標

5-1. 環境目的・目標及び中期計画

当社は、3ヶ年からなる中期経営計画に合わせ環境活動の中期計画を立てて実行しています。2016年度は、3ヶ年計画の2年目でした。初年度の2015年と売上や委託加工比率の近い2012年度をベンチマークにして、3年間でそれぞれの以下のように削減値の目標を定めました。

番号 最終目標項目
2012年度をベンチマーク
過年度2015年度 2016年度目標 2017年度目標
目標 実績
E-1 CO2削減 2012年比−8%(百万当り) -3% +1.5% -5% -8%
E-2 産業廃棄物削減2012年度比-8%(百万当り) -3% +156% -5% -8%
紙リサイクルの推進2012年度12000kg以上 12,000 26,769 12,000 12,000
新紙購入量の削減-5%(百万当りA4) 同量
259.6
334 -3% 252枚 -5% 247枚
E-3 水使用量削減2012年比-8%(百万当り) -3% -30% -5% -8%
E-4 化学物質使用量の把握(PRTR対象)100% 100% 100% 100% 100%
塗装不良率削減2012年比-10% 同等 -20% -5% -10%
粉体塗料比率向上25%以上 20% 23% 22.5% 25%
E-5 グリーン購入の推進        
5-2. 2016年度単年度計画
E-1. CO2の削減
取り組み内容 目標値 実行部署
1.作業と設備の見直しで電力削減 原単位405.3s-CO2
2012年度比−5%

CO2換算係数:
電気 0.366 LPG 6.21
灯油 2.49 都市ガス 2.31
軽油 2.62 ガソリン 2.32
全部課
2.品質不具合を削減し、手直しや再製作のロスを防止する
3.塗装の作業改善、品質改善でLPG削減
4.暖房用灯油の削減
5.車燃料の削減
E-2. 産業廃棄物の削減とリサイクルの促進
取り組み内容 目標値 実行部署
廃棄物の削減とリサイクルを促進
1.リサイクル量管理把握
産業廃棄物
2012年比原単位-5%
総務経理部
2.紙リサイクルを推進する
(段ボール、包装紙、用紙など)
12,000kg以上/年 全部課
3.紙使用量の削減
文書及び記録の紙配布を廃止し、社内LANを活用することで紙使用量を削減する。併せて可能な限り裏紙を使用する
新紙購入量原単位252枚(A4換算)以下
(2012年比-3%)
全部課
E-3. 水使用量の削減
取り組み内容 目標値 実行部署
水使用量の削減
1.塗装前処理水抜きなどの工夫で水使用量を削減する
原単位
2.19m3
2012年度比−5%
塗装G
全社
2.給水設備点検を行い、水漏れを防止する
E-4. 化学物質使用量の削減及び製品の環境配慮
取り組み内容 目標値 実行部署
化学物質使用量の削減及び製品の環境配慮
1. 化学物質の使用量を把握する。
顧客要求に合った成分分析を把握する。
毎月使用量把握100%
顧客要求に従う
塗装G
管理部
品質保証部
2. 塗装不具合要因を分析し、不良を削減 塗料不良率2.0%以下
3. 粉体塗装適用製品を広げ、VOCを削減 粉体塗料比率22.5%以上
E-5. グリーン購入及び環境配慮型製品の推進
取り組み内容 目標値 実行部署
グリーン購入及び環境配慮型製品の推進
1. グリーン購入の促進を行う
事務用品全て 全部課
管理部
品質保証部
2. 環境適合型オリジナル商品開発販売 新規製品
3. 有害化学物質含有量の少ない部材調達ならびに供給者ネットワークの確立

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6. 2016年度達成状況

6-1. 環境目標達成状況

丸 or バツ

番号 計画項目 目標値 監視項目 個別目標値 実績 差異 判定
E-1 【CO2の削減】
  1. 全ての排出量を月次で把握し、改善に取り組む
    (電気・ガス・車燃料)
  2. ウォームビズ/クールビズを推進する
原単位
405.3kg-CO2
(2012年度比−5%)
電気(kg-CO2) 312.4 349.5 +37.1 バツ
LPG(kg-CO2 61.2 78.4 +17.2
都市ガス(kg-CO2 9.77 7.25 -2.52
車燃料(kg-CO2 15.29 18.7 +3.41
灯油(kg-CO2) 6.64 5.1 -1.54
合計原単位(kg-CO2) 405.3 458.9 +53.6
E-2 【産業廃棄物削減】
1.産棄物量を把握しリサイクルを促進する
産業廃棄物の削減
原単位19.1kg
(2012年度比−5%)
総量(kg) 38,950 33,446 -5,504 丸
原単位(kg) 19.1 15.0 -4.1
汚泥・シンナー廃棄量削減(2012年度比−5%) 総量(kg) 24,152 18,600 -5,552 丸
原単位(kg) 11.82 9.13 -2.69
2.紙リサイクル推進 12,000kg/年 計画(kg) 12,000 23,533 +11,533 丸
3.新紙使用量の削減と裏紙活用の最大化 紙購入量削減
原単位252枚
(2012年度比-3%)
原単位(枚) 252 250 -2 丸
E-3 【総排水量の削減】
  1. 全社で給水設備の点検でムダな水使用量を防止する
  2. 塗装前処理の水抜きやゴミ対策を実施する
原単位
2.19m3
(2012年度比−5%)
総使用量(m3 4,353 3,471 -882 丸
内 塗装G(m3 2,259 853 -1,406
同上比率(%) 51.8 24.5 -27.3
原単位(m3 2.19 1.70 -0.49
E-4 【塗装不良率の削減】
  1. 化学物質の使用量を把握
  2. 塗装不具合要因を分析し、手直し削減
  3. 粉体塗装適用製品を広げVOCを削減
毎月使用量把握
100%
毎月使用量把握率(%) 100 100 0 丸
塗料不良率
2.0%
不良率(%) 2.0 1.97 -0.03
粉体塗料使用率
22.5%
使用率(%) 22.5 24.7 +2.2
E-5 グリーン購入及び製品の環境配慮の推進 グリーン購入及び環境配慮型製品の推進
1) グリーン購入の促進を行う
2) 環境適合オリジナル商品開発販売
3) 有害化学物質含有量の少ない部材調達ならびに供給者ネットワークの確立
丸
6-2. 結果と評価
E-1 CO2の削減バツ

2016年度はCO2の発生量が売上100万当たりの原単位で増加していました。目標は未達で終わりました。

ただ、内容としては下記の通り、実施したことが結果に表れたと思います。

現在の中期計画でベンチマークにした2012年度と2016年度までの総量推移を後述する6-3でまとめています。2012年度に比較してCO2量は、2015年度が34.0%増、2016年度が7.7%増となりました。外注を除いた社内生産(売上−外注費)でみると、2012年度に比べ、2015年度が2.2%増、2016年度が7.3%増でした。従って2015年度は、社内生産量変化とCO2量の変化からも課題がありましたが、2016年度はこの課題を改善して生産性を高め生産量の増加に見合ったCO2量の増加にすることが出来ました。また、2016年度は将来を見据えて新たに東大阪第二工場を立ち上げました。東大阪第二工場の稼働で、生産量を上げることが出来ましたが、サイトが拡大して、東大阪第二工場でのCO2量を抑える環境側面での課題もありました。この課題に対しても社内生産量の変化とCO2量の変化からサイト拡大の影響を抑えることができ、対策は効果があったと考えます。この東大阪第二工場での対策は、「9. 2016年度の取組み」で詳しく報告しています。

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CO2排出量の変動グラフ(使用量と原単位)

E-2. 産業廃棄物削減丸

前述の6.1で記載しました通り、2016年度の産業廃棄物量は目標を達成しました。前年の2015年度が突発的な要因で大きく増えてしまいましたが、2016年度は、2012年度比−5%の目標を達成することができました。

E-1のCO2削減の項で説明しました通り、当社内での生産量が増えた中でも歩留まりの向上などで産業廃棄物削減を達成することができました。

グラフ
産業廃棄物の推移

新紙購入量の削減丸

社内IT化の推進で紙へのアウトプットを大きく減らしました。新紙の購入量は目標を達成しました。

グラフ
新紙購入量の推移

E-3. 総排水量の削減丸

下のグラフの通り、総排水量はこの3年間一貫して減らすことができました。

大きな要因としては、塗装Gの工程改善で塗装前処理での水の量を大きく減らすことが出来たことです。

その他、日常の些細な注意で、水の使用量を継続して下げることが出来ています。

グラフ
排水量の変動グラフ(使用量と原単位)

E-4. 塗装不良率の削減及び製品の環境配慮丸

塗料は、シンナーを含んだ溶剤タイプとシンナーを使わない粉体塗料を使用しています。

塗装の不良を出すと塗り直しとなしますので、シンナーや乾燥、焼付けの熱源など環境に良くない作業をもう一度行わなければなりません。

そこで、環境活動の一つとして、塗装不良率の削減と粉体塗料の使用割合を増やすことを目標として取り組んでいます。

不良率は上がり下がりはありますが、この3年間では下げることが出来ており、2016年度も目標を達成することができました。作業標準化や塗装工のスキル向上など成果が出ました。

粉体塗料もお客様との話し合いもありますが、一貫して使用率が上がっています。より環境負荷の少ない工場に進んでいます。

グラフ
塗装不良率

グラフ
粉体使用率

E-5. グリーン購入及び環境配慮型製品の推進丸

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1. グリーン購入の促進を行う
当社では、文具ではエコマーク商品、紙製品ではグリーンマークの入ったものを選んで購入しています。2016年度も継続して消耗品の選択を行いました。

2. 環境適合型オリジナル製品開発販売
当社の製品は、板金加工品ですので、リサイクル可能なものです。考慮しなければならないことは、塗装に用いる塗料です。
当社では、使用する塗料のSDS(セーフティ データ シート)をすべて入手しています。RoHSやREACHのSVHC(高懸念物質)を含まないものを使って、製品開発を行っています。
また、E−4で説明しましたが、有機溶剤を使わない粉体塗料を用いた製品の割合を計画的に増やしております。

3. 有害化学物質含有量の少ない部材調達並びに供給者ネットワークの確立
当社は長年エコアクション21の取り組みをしてきました。供給者には継続取引先認定などの機会に当社の取り組みを説明して協力をお願いしています。

6-3. 総量実績推移
  2012年
ベンチマーク
2014年 2015年 2016年
売上高(百万) 2,043.3 2,070.1 2,226.8 2,029.5
CO2排出量 電気 (kW) 1,414,554 1,511,934 1,615,274 1,498,364
LPG (m3) 21,768 22,159 21,099 26,030
都市ガス (m3) 8,371 8,069 8,162 6,449
灯油 (l) 5,735 3,463 3,164 4,168
車燃料 (l) 13,508 14,356 17,130 15,229
CO2換算 (kg-CO2) 717,857.6 751,727.8 963,911.4 772,938.4
産業廃棄物排出量 (kg) 40,800 31,730 67,359 33,446
水使用量(m3) 4,610 3,938 3,576 3,471
新紙購入枚数(A4換算:枚) 530,500 645,700 743,750 509,400
塗装不良率(%) 2.09 2.30 1.66 1.97

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7. マテリアルバランス

事業活動におけるマテリアルバランスは以下の通りです。

マテリアルバランス

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8. 法令遵守状況

8-1. 法令遵守状況
適用法令(条例) 確認日 遵守状況 適合・不適合
特別産業廃棄物管理 変圧器内絶縁油 特別産業廃棄物管理責任者設置(2008年5月)   適合
特別管理産業廃棄物看板設置(2008年5月) PCB微量含有廃油を特別産業廃棄物を特管産廃処分依頼(2014年12月)
東大阪市に届け出完(2016年6月)
適合
自動車排ガス規制 大阪府流入車規制条例 各新車両の選定時に適合車を都度選定 適合 適合
フロン回収・破壊法 フロン回収・破壊法 2015年4月法確認 空調機は使用中につき、フロンの充填、空調機の廃棄時に適正処理する。
社内の空調機の設置場所と設置台数の確認。
適合
下水道法 東大阪市条例 2016年9月26日 適合 適合
悪臭防止法 特定悪臭物質 2016年9月26日 トルエン及びキシレンで測定 適合
8-2. 近隣よりの苦情

近隣より苦情はありませんでした。

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9. 2016年度の取り組み

9-1.  東大阪第二工場立ち上げ

生産量増加の為、2016年1月より東大阪第二工場を立ち上げ、環境活動のサイトが拡大しました。環境負荷を極力抑える為、色々な工夫をしましたので報告します。

その1 空調機にGHPを採用

2016年6月、ヤンマー様のGHP(ガス・ヒートポンプ・エアコン)を導入しました。室外機の外板は弊社にて製作しているものです。
省電力である事はもちろんですが、何より自分達が作っている製品が世の中でどのように役立っているのか知ることが出来ます。

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その2 最先端素材による作業場の断熱性向上

2016年6月、使用している空調設備の効果を最大限にする為に遮熱効果が高い「リフレティックス」という素材を作業スペース天井に設置しました。
工場が賃貸工場により建物に直接改装が出来ない為、施工業者と話し合い、ワイヤー工法を採用しました。
併せて作業スペース出入り口にビニール製のカーテンを設置し、より温度が一定に保てるような工夫にも取り組みました。

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    ビニール製カーテン
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    作業スペースから見た天井
その3  ECO自販機設置

東大阪第二工場に環境にやさしい自販機を設置しました。当初は、どの自販機を設置するかの候補は複数ありましたが、従業員達の意思でこの自販機となりました。2015年に本社工場にも同じ種類の自販機が1台設置されており、少しずつではありますが環境に配慮した設備の導入を推進しております。

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9-2. 新規自転車購入

2016年1月、新しい自転車を3台購入しました。
東大阪第二工場の行き来や近隣の委託加工先様に行く際などで使用しています。

健康的に車の燃料でのCO2発生を抑えています。

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9-3. 物流トラックをECOストップ車へ

2016年4月22日、社内物流トラックを新調しました。
以前使用していた1.5t車から2.0t車へ変わり、1回の運搬量が増加しました。一度に輸送する量を増やし効率を高め、さらにエコストップ車を選びました。環境についての意識を高めていきます。

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9-4. ネットワークベンダー導入

2016年度もネットワークベンダーの台数を増やしました。
当社では、いまIT化を進めています。ベンダーという鋼板を折り曲げる機械をネットワークでつなげて、図面など作業の要点をデータベース化しておき、作業の時にそのデータベースにアクセスします。作業者による違いを無くして、品質の安定化を図りました。
環境の観点では、このことで、紙の削減につながりました。

大型のプレス機に該当しますので、導入に際して東大阪市役所環境部公害対策課で騒音・振動を測定して頂き、問題が無い事を確認の上、許可書を頂きました。

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10. マネジメントレビュー

10-1. 経営者による全体評価

2016年11月14〜15日に実施したエコアクション21更新審査、2016年12月5日に実施したQMS/EMS定期マネジメントレビュー、2016年度決算報告書を参考に全体評価をおこないました。

2016年度売上は20.3億円、昨年に比べると9%減収となりましたが、経常利益率は5.8%増益となりました。今期期首より、これまで同じ工場内で別会社であった塗装工程を仁張工作所に吸収合併しました。また、新たに工場を稼動し社内生産能力を増強しました。これらが要因となって委託加工量の減少や超過労働時間数の減少、クレーム件数の減少につなぐことができ、時間生産性を17%向上することができました。原単位の数値改善につながりました。

  • エコアクション21更新審査では、塗装工程の別会社を吸収合併したことや東大阪第2工場を立ち上げたことで審査対象事業所を広げて現地審査を受けました。総合コメントでは、エコアクション21登録後の継続的な推進が10年を越えたこと、品質活動と環境活動が重なり合った経営マネジメントシステムが有効なツールとなっていること。京都府の工場に最新の折曲機械を導入して本社工場と作業標準化を進めたことなどの継続的実践が評価されました。他方、内部監査の指摘事項に対する対応が被監査部門に止まっている傾向があり、前後工程との協業で課題に取組む必要性などの改善の薦めがありました。
  • 2016年度の環境目標達成状況は原単位で比較して、CO2削減、について目標値に届きませんでした。産業廃棄物、汚泥・シンナー廃棄量、紙リサイクル、新紙使用量、水使用量、塗装不良率、粉体塗料使用率については目標値をクリアしました。個々の項目について分析を行ないました。
  • 上述した新工場(東大阪第2工場)立上げに伴い、電気、LPG、灯油、水の使用量及びゴミ排出量はデータとして追加されました。塗装工程別会社の吸収合併については、同じ工場内での生産活動として従来よりデータは計上しておりその増減は変わりません。
  • CO2削減について目標を達成できなかった要因として、東大阪第2工場が新たにサイトとして加わったこと、それに伴い社内生産量が増加(委託加工量が減少)したことがあげられます。実際に2016年度の外注加工費は2012年度に比べて124,376(千円)〔約23.6%〕減少しました。
10-2. 次年度に向けて(つぎのアクション)

2017年は、第6次中期計画(2015-2017)の最終年となります。当社は2011年に内製化重視の生産から内製+委託加工を示す"ハイブリッド生産"に転換しました。その元年が2012年度となります。

2015年度からは、2012年度の実績値を基準として環境目的・目標値を策定しました。次年度も当社の「品質活動と環境活動が重なりあった経営マネジメントシステム」を有効なツールとして認識し、日常の生産活動の内容や業務に沿って環境改善に効果があがる取組みを進めます。

  • 2016年度より東大阪第2工場がサイト内に加わりました。新しい工場が稼動したことで"ハイブリッド生産"の内製と委託加工の比率が変わると、基準年(現在2012年度)を元に設定する目標値では環境マネジメントシステムの評価を正確に示せないことがわかりました。より正確な評価が出せるよう2017年に検討して、2018年度から始まる第7次中期計画より適用します。
  • 更新が必要な設備については省エネ対応、エコ対応機種を選定します。具体的にはサーバー(コンピューター)、トラック(社用車)、社内通信機器等を検討します。
  • 品質の安定化、生産性の向上に対して、目標値を定め、継続的に改善に努めます。そのために全体活動(小集団活動、改善提案、3S)やその他の活動(啓蒙活動など)を計画的にすすめます。

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11. その他の取り組み

その他の取り組みとして、仁張工作所が継続して取り組んでいることを以下に記載します。

11-1. 非常事態訓練(消防訓練)

2016年10月18日に消防訓練を行いました。

又、東大阪第二工場については11月17日に消防署より消火器をお借りして、訓練を実施しました。

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11-2. 塗装グループ作業環境測定

塗装の職場では、シンナーや溶剤塗料など有機溶剤を用いた塗装を行っています。
法令で定められた年一度の作業環境測定を今年も興和化学産業様にお願いして、行いました。

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11-3. 排ガス悪臭及び排水有害物質測定

作業環境測定と同時に特定悪臭物質の測定と塗装場から出される排水の放流水が下水の条例に適合しているかを測定してもらいました。
特定悪臭物資は、基準値を大きく下回りました。放流水もpH値や規制物質もまったく問題ない数値であることを確認しました。
毎年一度、測定をお願いして継続して監視しています。

11-4. 太陽光発電

2014年3月より三和工場に太陽光パネルを設置・稼動しました。2016年度の発電量は以下の通り、年間49,884kw、CO2換算すると18257.5kg-CO2でした。
CO2を消費するだけでなく、エネルギーを生み出していく活動は今後も継続していきます。

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11-5. 地域との係わり
恩智川遊歩道清掃及び三和工場周辺清掃

世界環境デーに合わせて、地域との係わりとして、本社工場裏の恩智川遊歩道と三和工場周辺の草刈り清掃を行っています。毎年、恒例の活動となりました。

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11-6. 社内蒙活動

環境活動に標準をあわせた自社内啓蒙活動を行っています。

2016年度も環境月間に環境ポスターを募集し、社員の環境意識を高めました。
毎年のことですが、今年も社員のご家族の協力もあり、お子さんが書かれた絵や自然の風景を撮った写真をポスターにするなどの作品も多く応募されました。
ご家族もこれを機会に環境への意識が高まることを期待しています。
一次選考を通過した作品の投票の様子が左と真ん中の写真です。
社員の投票によって金賞・銀賞・銅賞が決定します。
金賞に輝いたポスターが右下の写真です。

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あとがき

2016年度の環境活動レポートをお読み頂き有難うございます。
当社の環境活動レポートは、2013年度よりレポートの形式をよりわかり易く変えました。
2016年度の環境活動レポートも基本的な構成、形式はこのままにしています。
レポート全体として、当社の取り組みを計画(P)、実施(D)、結果(C)、見直し(A)の流れをわかり易くしました。
2016年度は、当社の環境へのアプローチの基本である品質を良くして、生産性を上げることが環境にいちばん優しいという考え方のもと不適合の削減、生産性の向上の成果が出て、環境の各目標達成に寄与した一年でした。
また、2015年度の経営者の見直しで2016年度の設備投資計画として上げたものもこのレポートで報告しました通り、実行できました。

各ページには当社の製品写真も載せております。興味がございましたら当社HPではオリジナル製品の納入事例を紹介しています。また、楽天市場のロッカークラフト、
Teppan factoryの店舗もございますので、アクセスしてみて下さい。

最後までお付き合い頂き有難うございました。

環境事務局
環境管理責任者
宮本一郎

イメージ 

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